林にて
男1「俺はやってしまった。ある店に乗り込み金品を盗み、そしてそこにいた人間を殺した。
そして俺は奴らに裏切られてしまった。どうすればいいのか、全く浮かぶものがない。俺の顔がすぐに知られ俺は捕まり、何にも出来なくなってしまう。糞ったれ共があんな奴らを信じることがいけなかったんだ。俺はある携帯サイトで集まったメンバーで奴らの名前が正しいかどうか確証は得られない。現に俺も嘘の名前を吐いたから、多分奴らも嘘をついているだろう。糞が、どうしよう。とにかくこの町を出よう。」
男2「上手くいったぜ。俺たちは奴をまんまと騙してやったよ。俺らは一人分の取り分が増えたおかげで楽しめるさ。俺らは最初からこの計画で進めていた。これでちゃんと逃げれたなら、俺たちは楽しい一生を送れるのさ。うん、少し待てよ。こいつと一緒に逃げている。そうしたらこいつが捕まったら、どうする。俺もすぐに捕まってしまうんじゃないか。それはやばいよな。このままでは俺は牢獄に入って裏切ったあいつと合う羽目になってしまう。くそ、どうすればいいんだ。いや、簡単じゃないか。こいつを殺してしまえばいいんだ。殺してしまえば、ばれることはまずない。ここは薄気味悪い林じゃないか、ここで殺して、埋めてしまえば俺は自由だ。さぁ、早速始めよう。」
男1「くそ、どうすれば良いんだ。奴らに裏切られ、逃げる金もねぇ。どうしたらいいんだ。簡単に上手くいく方法はあるのか。あ、あったぞ。あったではないか。もっとも重要なものが、名前以外の重要なものが。顔だ、顔さえ分かれば奴を陥れることができるのではないか。いや上手くいく。俺はちゃんと正確な顔の特徴をいえるぞ、今でも思い出せる。恨んでいる奴の顔をそう簡単に忘れやしねぇぜ。よし、やってやろうじゃないか。仮に捕まっても、奴らも同じようにしてやる。でも捕まるを前提にしていても消極的過ぎる。それじゃどうしたらいいんだ。奴らを苦しめ、俺を快方に導いてくれる得策がないのか。くそ見つからない。とにかく、奴らを追うことにしよう。そして全てを奪い返してやる。それで行こう。何もかも流れでいってやる。」
男2「手こずってしまったな。もう日が明けやがった。とにかく俺は一人で金は一生分。もうこれで、何もすることはねぇ、快楽の日々を送れる。ああ、大変だった。いろんなことがあったな。そんな苦労も、明日いや今から最高の日々を送れんだ。なんて、すばらしいことだ。だけどもあれ、なんか引っかかるな。何か大きなものが。それによって俺が奈落のそこに落ちてしまうようなものだ。ここまできているのに思いつかない。そうだ顔だ、顔だ。顔がばれているのではないか。やってしまった。奴が捕まれば、俺が捕まる確率が上がってしまう。奴を殺しとけば良かった。そうしたらこんな苦労が・・・。とにかく奴と接触し殺そう。多分俺を殺そうとするだろう。しかし俺は道具を持っている。これで奴を殺せるだろう。これで全てが上手くいく。そういう流れなんだ。」
2人は林の中を駆け回った。そして2人は消えた。
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