ドント ウォーリー
著:
はっちぽっち
僕らは自転車のライト一つ頼りに
けもの道を2人乗りして走っていた
僕が自転車を漕ぎ 彼女が道(未知)を指さす
道(未知)とは言い難い道(未知)なのに 彼女は笑っていた
辿り着く場所なんて分からないのに
分からない事にワクワクしていた
目に見えない障害物にタイヤが乗り上げた
夜の草むらに投げ出される僕ら
僕は彼女を見やる でも彼女は笑っていた
再び僕らは自転車を走らせて行く
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